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私の初恋の人~その1~

第20章 朝


そして、私達三人は一緒に朝食を食べにいった。
今日の予定は、私の靴を買いに行く、他に必要な買い物をする。それ以外は自由行動である。リヴァイとエルヴィンはトレーニングをしたり、書類をまとめたりするらしい。


9時頃にはエルヴィンが帰ってきた。

エルヴィンはリヴァイの部屋、私の部屋へ行き、一緒に朝食を取った。


「おはよう、リヴァイ。昨日は眠れたかい?」
と、エルヴィンが食事をしながら話をしている。

「あぁ、悪くねぇ。俺は」とリヴァイはエルヴィンと話をしていく。

「…。そうか、それならよかった。」エルヴィンは微笑みながら食事をしていく。食べる姿が絵になる。

周りの客の視線もほんのり感じる。やはりエルヴィンとリヴァイは目立っている。

(確かに、団長も兵長も近くで見るとすごい顔が整っているよね…。調査兵団へ入団していなかったらモデルでもしていたのかなぁ。それにしても、ここの人達の女性は美人が多いなぁ。…性格は残念な人もいるけど…トホホ。それにしても、ご飯が美味しい!お米って言うんだっけ…。めったに食べられない食材と言われている品があったり…兵団では芋が多かったなぁ。美味しいけどこんなに種類が豊富なんて、幸せだなぁ…。)

朝は気分が上がらない日が多いが今日はとても気分がいい。

そんなことを考えながら食べていると、

「おにょは美味しそうに食べるな、見てると気持ちいいよ。」
エルヴィンが私の顔を凝視しながら紅茶を飲んでいた。

私もエルヴィンを見てみると、もうご飯を食べ終わっていた。
(はやくない!?もう食べ終わったんですか!?)

「団長はもう食べ終わったんですか?はやいですね…お待たせしてすいませんっ」私はそう言って急いで食べる。ちょっと喉に詰まりそうになる。

すると、二人のやり取りを見ていたリヴァイは
「…おい、おにょ。はやくしろ、お前が遅いんだ。
俺はこれから掃除がある。急げ」とイライラしながら私に言う。

リヴァイも食べ終わっていた。

「わわっ!すいません!つい、見惚れt…いえ!急ぎます!」と言って急ぐ。(うひー、危うくお二人に見惚れてしまってと言うところだった!)
(急げ急げ!んんっ!やばい、喉が乾いて具が喉を通らない!どうしよう…水!みずは…もってきてないじゃん!!私のばかぁ)
私は涙目になりながら我慢して食べていく。
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