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私の初恋の人~その1~

第20章 朝


〜リヴァイSide〜



チュンチュン…


鳥のさえずりで目を覚ました。
(…朝か。)目を覚ましてスマホの時計を見る。時刻は6時頃.。まだ空は暗い。
いつも早めに起きて筋トレなど自主トレーニングを一時間ほどこなしてからサッとシャワーを浴びる。日課として毎日行っている。体調を崩した日は辞めておくが…。…だが、ここ数十年体調を崩したことはないが。健康診断も引っかかったことがない。逆に体を見られて鼻血を出されたことは稀にあったが。健康体であることはいいことだ。
俺のトレーニング日課は自室で筋トレ、屋外でランニングである。ランニングのときはよくエルヴィンと会って一緒に走っていたな。…あいつは足が長い。だから歩幅が大きい。だから走りを合わせることは大変だったが今は慣れた。何十年もの付き合いだから大抵のことはわかる。色々わかっているつもりだ。女のタイプも。

いや、女のタイプはわからねぇ…。言い寄ってくる女は数多だが、特定の女を連れているところを見たことがない。噂も聞いたことがねぇぞ…。
それとも、あいつは男が好きなのか…。ホモか?だとしても相手が見つからねぇ。アルミンは次期団長と言われているがアイツは女っぽいぞ…。違うな。

…いや、仕事が忙しくてそんなことに手が回らねぇのか…。憲兵からは資金の調達の調査を行うよう言われていたり、貴族が集まる宴では色々大変だったしな…。食事のときでも資料に目を通しながら食べていたな…。
エルヴィンにもたまには息抜きが必要だ。団長として機能しなくなっては人類は進んでいかないからな。

リヴァイはそんなことを考えながらトレーニングを始めた。













筋トレ、ランニングを終えて自室のシャワーを浴びた。
汗をシャワーで流していく。(温泉に行くとうるせぇ奴らがいるから個室しかねぇな…。)
シャツとトランクスを履きながらテレビをつける。

髪の毛をドライヤーで乾かしながらテレビでニュースを見る。
髪の毛を乾かし終わったとき、誰かからメッセージがきた。



「…エルヴィン、朝からどうしたんだ。」


リヴァイはドライヤーを片付けてからスマホを見る。







メッセージの内容に驚いた。




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