第20章 朝
私は暇を持て余していた。
「団長まだかなぁ〜。」そう呟きながら私はベットにダイブした。
「…ふわぁ〜。いい匂い…。爽やかというか…。
…団長の匂いがする…。ふひひ…」くんかくんか
私は団長が寝ていた部分に仰向けになって寝る姿勢になった。
また眠ってしまいそう…。
…
「ピコン」
瞼が閉じようとした瞬間、誰かからメッセージがきた。
「…朝から誰だろう。兵長かな?それとも団長かな?」私は姿勢を起こしてしスマホをみた。
エルヴィンからである。私はニヤついてしまう。
内容は
「おはよう。
俺一人でおにょの靴を選んでしまっても良くないと思う。センスもそれほど良くない。
だから今日は一緒に靴を買いに行かないか?朝食時間はすぐだと思う。先にリヴァイと食べていてくれ。
俺は9時頃にホテルにつく予定だよ。
エルヴィン•スミス」
ときている。
ニヤついてしまう。
「…ふひひひ…。団長からメールがきた!…名前もきちんと書いてある。というか、これってデートなんじゃないですか??///」
内心ドキドキである。
「…でも団長ってやっぱり彼女いそうだなぁ。…もしかしたら結婚してる人とかいるかも…でも指輪はしてないしなぁ…」
余計なことを考えてしまう。片思いはまだまだ続きそう…。
おにょはエルヴィンにメッセージを返信した。