第18章 ミーティング
「おにょ、これは一体何かわかるかい?浴場の近くにあったんだが、リヴァイも私もわからないんだ。教えてほしい。」と写真付きで送られてきた。
私は少しはにかんでしまった。
「…自販機ですよ。ふふっ、可愛い。と言っても私もつい最近知ったんですけどね。ホテルにつく前の街の人たちが話していた内容を聞いていて知りました!二人でLINEできるなんて…前の私達はどんな関係だったんだろう。」私はエルヴィンとのやり取りを嬉しく感じた。いなくてもずっと繋がっていられる感覚が嬉しかった。エルヴィンがいつもそばに居ると思ってしまう。
「平凡に生きられるって素晴らしいな…」私はそう思いながらテレビをつけてミーティングまでニュースを見ることにした。
「早く記憶が戻るといいな…。あ、そろそろ22時だ。団長の部屋に行こうかな。兵長はまだかな?」そう思いながら私は靴を履いて部屋を出た。すると、
ピピッ
っとどこかで音がした。
「…ん?なんか音がしたような。気のせいか。」
~私Side終~
リヴァイとエルヴィンは部屋で喋っていた。
すると、ドアの外から足音が聞こえてきた。トコトコトコトコ…
そして、コンコンコン「団長ー…いますかー?」とおにょの声が聞こえてきた。
「…思ったより早く来たな。」
リヴァイがそう言うとベットから立ちあがってドアを開けた。すると、そこには浴衣姿のおにょが顔を少し赤らめながら立っていた。
「あ、兵長もういたんですね!今日はお疲れ様でした!失礼します。」と言ってその場で敬礼した。
「…ここで敬礼はいい。周りに見られると困る。中には入れ。(浴衣か…普段は平服ばかりだから雰囲気が違うな。まぁ、悪くねぇ。)」リヴァイはそう言うと私を部屋へ招いた。
「はいぃぃぃい!!」
(へ、兵長の浴衣姿…最高です。鎖骨が…鎖骨が見えます。それに足首もエロい…//何ということでしょう。それにあまり乾いていない髪の毛から滴り落ちる雫…。とても絵になります。)
私は大きい声を出してしまった。嗚咽も出そうなくらい兵長に見とれてしまった。
さすが人類最強である。オーラがすごい。
中へ入るとエルヴィンの声が聞こえてきた。
「おにょ、今日は一日お疲れ。浴場でゆっくりできたかい?あと、LINEもありがとう。」