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私の初恋の人~その1~

第14章 島初見


ここで見るものではなかった。

「あ、そう言えば団長って何頼んだんですか?」
私は話を逸らそうと必死に考えた。

「…リヴァイと同じ紅茶かな?ここでは緑茶が名物らしいが口に合うかわからないからいつも飲むやつさ。」
エルヴィンはメニューを見ながら教えてくれた。

「紅茶はどこでもありますね。兵長は紅茶が好きだから良かったですね。でも私は砂糖が入ってないと苦くて飲めないです…お2人が羨ましいです…」
私は10代後半であるがまだ紅茶が飲めない。ましてやコーヒーも…
飲めるように努力しなくてはいつまでも子供のままだ。
20代になれば大人との付き合いも始まってくる。そんな時に飲めなかったら恥ずかしい思いをするだろう。

「私は甘いものがそんなに好きではないから丁度いい。女性は少し子供っぽく無邪気な方が私は魅力があると思うが。」
と、エルヴィンは言う。

「そうですかね…」(団長褒めてくれた?でも私のこと子供扱いしかしてくれない。)



そうして1時間ほどゆっくりしていく。






「そろそろ休憩は終わるとするか。」
リヴァイは紅茶を飲み終え、スマホの時計を見る。

「あぁ、そうしよう。おにょ、行こうか。」
エルヴィンもリヴァイに続いてお店を出ていく。
「は、はい!」



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