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世界一の彼氏

第1章 本編


槙「…そんなに表紙ばっか見られると、なんか恥ずかしいんだけど。」

私「だ、だって、こんなかわいらしい槙くん見るの初めてなんだもん…///」

槙「あーのーな!かわいくないし、言っとくけどこれは、カメラマンさんの指示でだな…」

カメラマンさんナイス!!!と脳内で親指を立てていたら、目の前にケーキが用意されていた。

私「え?ケーキだ〜!」

槙「あーうん。デザート用意してた。勝手に珈琲にしたけど、良かったか?」

私「うん!珈琲で大丈夫。ありがとう〜!うわぁ〜美味しそう〜!かわいい〜!」

槙「ははっ、良かったな。」

私「…ってあれ?今日、誕生日…じゃないよ?」

槙「あははっ、誕生日とかじゃなくてもケーキ買っちゃ悪いかよ(笑)」

槙「こないだ、あんたがケーキ食べたいって言ってただろ?」

先週、槙くんと一緒に見たバラエティ番組でケーキ特集をやっていて、その時に言った事を覚えていてくれてたのだ…。

私「…えぇ〜…嬉しすぎる…///…もう、こういう事をやる時は事前に言ってって言ったじゃん…///」

槙「また、“ウッ”ってやつか?あはは。喜んでるなら良かった。たまにはケーキ食べるのもいいな。」

はぁ…こんなに嬉しすぎることやってくれる彼氏は世界でこの人しか居ないなぁ。なんて、脳内で惚気物質を大量放出させていたら、ふと表紙のカナメくんの姿が目に入った。
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