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夕顔

第6章 男のタマは時に刀でも切れない





それからどのくらいの月日がたったか。
彼女はやっと、奈落と春雨の目をかいくぐり、地球へとやってきた。

そして、己の無力さを知る。
皐月は奈落にいるにも関わらず、内情を何も理解していなかった事にやっと気づいたのだ。言葉通りの盲目であった。

…調べる必要がある。
自分は知らなくてはならない事が沢山ある。



だがもうその時には、彼女の力だけでは解決できない程、大きな事となっていた。
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