第7章 陸ノ刻~荒んだ過去~
その美しい桜色をした突起を、優しく指で転がす。
「っ…やあッッ//」
徐々にその声は、さらに甘く、さらに蕩けていく。金色の髪を左右に振り少しの抵抗を見せるが、たなびくその髪からは鼻腔をくすぐる花のような香りが彼女を包む。それすらも、彼女の魅力で、男たちはさらに情欲を掻き立てられる。
膨らみの先端をキュウっとつねる。
「んあぁあッ!!?//」
さらに声が大きくなる。今度は声だけでなく、身体もピクンと跳ね上がった。炎のような赤い瞳はどこか潤んでおり、男たちに抗うような視線を向けるも、それすらも愛おしく思えてしまうほど月下に咲く麗しさだった。
『…甘い声出せんじゃねぇか』
『…どんな存在であれ、女が感じる悦びには逆らえないみたいだな…』
ピクンと震える身体に手を止めようとはせず、白い双丘の頂きを口に含み厭らしく舌で舐め回した。
「アぁ…んッ!//」
少女は身悶え、抵抗しようとするも力が身体に入らない。今まで感じたことのない快楽に堕ちていく。
そのまま太腿を撫でていた手が、秘部へと指が這う。
「あ…イヤっ…ア…」
神職であり神に仕える彼女は、このようなことは初めての経験なのだろう。恐怖で涙目になりながら訴える姿に、男たちはむしろ興奮し、指を滑らせ敏感な部分に触れた。
「イヤっ…ンっ…//」
ゆっくりと撫でるように滑らせている指に、波のように快楽が押し寄せてくる。どんどんと秘部から液が湧き出て、月下に厭らしく水音が響く。弱く身体を身動ぎ、抵抗するような姿を見せるも、さらに水音が激しくなる。はぁはぁと甘い吐息が漏れ、必死に抗う彼女は美しく、艶かしい。
『ハッ…これだけ濡れてりゃ充分だろ』
そう言うと男は、大きく膨張したソレを取り出した。さっきまで激しい水音を奏でていた秘部に対して擦り付ける。ぬるぬると滑り、その動きはさらに彼女に強い快感を与えているようで、苦悶の表情を浮かべながら甘い声を漏らしていた。
『…お前、巫女なんだろ。お前の処女…俺が奪ってやるよ』
「イヤぁっ…やめてっ!」
そそり立ったその先端で、秘部の入口を押し広げていこうとした。
その時だった―