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ときめきメモリアルGS3 短編

第8章 彼女が大事すぎて



優しさに包まれながら『すぅ…』と息を吸って吐けば、空気よりも琉夏への想いで身体中がいっぱいに満たされた。


「大好きって…言いたい」


「今、聞いたよ……^^*」


「もっと…もっと、琉夏ちゃんに…大好きって伝えたいの…」


ゆっくり


ゆっくり


自分の中で今度はちゃんと形になっていく“心の準備”。


無理でもなく、強がりでもなくて心からそう思える。


「琉夏ちゃんにいっぱい…伝えたい…」


素直に思える。


彼の沢山の愛を感じたいと、伝えたいと。


「美奈子……」


怖くない、怖い訳がないんだ。


だって肌より先に、強く気持ちが繋がってるのだから。


「途中で止められないよ?……いいの?」


「止めなくて…いい…」


重なり合う唇の熱さも琉夏の想いの熱さも、今、全部一つに溶けていく。


溶けたその熱に身を委ねる、それがこんなにも幸せに感じれるだなんて知らなかった。


「美奈子……」


琉夏が枕に肘をつき上体をゆっくり起こした。


美奈子を跨ぐ様に顔を挟んだ耳元に反対の手をつくと、再び視界が琉夏の顔で陰る。


細められる瞳に、角度を変え、何度も重ねられる唇に


麻酔にかかる様に

甘く身体が痺れていくーーーー
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