第8章 彼女が大事すぎて
ところ変わって
こちらはカレン、みよ、美奈子が
お泊まり会をしていた。
お泊まり会と言えば恋愛トーク
「ねえねえ、バンビ~♪
琉夏くんって激しいの??」
「え…ええ?」
「カレン顔がニヤニヤしてる」
気になるじゃ~ん♪
語尾に『♪』マークまでつけてるカレン
「バンビに夢中な琉夏くんだし、お泊まりしたときとかベッドで愛されてるんでしょう?」
「いや、あの…えっと…」
「何よ…って、ええ?」
「ひょっとして…」
カレンとみよがベッドから上体を起こし、美奈子の顔をまじまじと覗き込んでくる。
「バンビ、まさか……処女って事はないわよね?』
「……(๑////๑)」
ストレートな質問と彼女の近さににはぐらかす事も出来ず、馬鹿正直にも思わずコクりと頷いてしまった。
カレンたちは瞳を真ん丸に見開き、『嘘でしょう?!』と驚いた後絶句している。
「やっぱり遅い、かな…?」
つい彼女らにそう意見を求めた時、カレンたちは小さく息を吐いた。
「まだ、信じられない…正直…」
「…え?」
カレンたちも琉夏の女性関係は知っているし、
はば学に直接琉夏に迫っていた女性たちもいたからだ。
「付き合って…琉夏くんが手を出さないなんて」
「どういうこと?」
「それだけ大事にされてるって事。バンビ 琉夏くんに感謝しなきゃ」
「…あ…」
恋愛感情が鈍い美奈子でも、
カレンたちが言うように、すごく大切にされているんだとわかった。
前に1度だけベッドの上でそれらしい雰囲気になって以来、琉夏はキス以上を強引には求めていない。
カレン曰く、ベッドを共にしておきながら手を出さないでいる琉夏は『奇跡』に近いらしく。
(それって琉夏ちゃんはそういう事には慣れてるし、やっぱり好きなのかな…エッチとか…)
女慣れしてる事も、遊び慣れしているであろう事もわかってはいたが、全く経験の無い美奈子からすると返って気持ちをはやらせてしまう。