第6章 嫉妬
「ぁ…ん、琉夏くん」
「……美奈子」
果てて尚、美奈子との連結を絶たずに自身を繋げたまま、琉夏が頬を紅潮させる彼女の唇に頬にとキスの雨を降らせる。
そんな彼の柔らかな唇の弾力と互いに汗ばむ素肌の発熱を感じながら、美奈子が『?』と琉夏をそろっと上目に見遣った。
「あの、琉夏くん……最後まで気持ちよかった?」
「気持ちよかったよ……なんで?」
「えっと、その…琉夏くんのがまだ……」
「ああ、そういう事」
琉夏に抱擁される美奈子が自分の中から今だ抜け出さない彼自身が、吐精しても衰えずに硬く勃ち起きたままな事にもじりとしている。
それに対してくすりと微笑むと、当然だと言わんばかりに琉夏が美奈子に言葉を返した。
「美奈子の中にいる以上はこのままかもしれない」
「え…え…?」
「嫉妬に駆られたままでは良くない、そこは俺も反省するよ。ただ今夜一晩掛けて美奈子を抱きたいのには変わりはないからね」
「あの、それは……」
「このまま……続けてもいい?」
「…ァ…待っ…まだイッたばかりだから……あ!」
「ごめん、美奈子。久しぶりだからかな……止まらない」
「ふ、ぁっ、あ……琉夏くんッ」
息つく間もなく始まる抽送、最奥に沈めた猛りをギリギリまで引き抜き、そして一気に根本まで貫く。
『ずちゅッヌチュッッ』と愛液が跳ねる琉夏自身との擦れ合う卑猥なBGM、最初の攻め立てるような行為とは違う、優しく包むような愛を感じる腰の律動が再会して―――…。
「琉夏くん!あの……!」
「うん?」
「つ、続けてやるの?」
「今まさに続きの最中だよ、違う?」
「あの、だから…待って…ァ、あンッ…!」
二人の甘い連休は始まったばかりーーーー