第6章 嫉妬
熱い快感の波が押し寄せてくる、それに抗う力も無く絶頂に向かって一身に美奈子が喘いだ。
自分の意識とは裏腹に勝手に琉夏の指を追い掛けてくねる腰がガクガクと揺れ、耳元で囁かれる穏やかな声音が甘美な悦楽への拍車を掛ける。
花を大切に1本1本扱う、綺麗な指先をいつも見取れて目で追っていた。
それがベッドの上では乳房に膣口、割れ目の奥にと深く食い込んではいやらしく動く。
「震えてるよ……気持ち悦い?ここかな、それともここ……?」
「あ…っ…そこ、駄目…!」
「だめだよ、上のお口と下のお口で言ってる事が曖昧だ。ベッドで隠し事は通じないと言ったろう?」
「あっあッ…ふぁ、ああん」
「美奈子のバラはこんなにも蜜に濡れてる……」
「る…か……くんッ!」
美奈子の白く柔らかな乳房の円みに指先を埋めて揉みしだいた後、その頂で硬く勃ち起きて尖る先端を摘み上げた。
薄桃色のそれをキュッと摘まれ、指の腹で捏ねたり押し潰されると、美奈子の子宮は連動しているかのようにきゅんっと疼いて一層愛液をじゅんわりと零す。
そうして『じゅぷっズチュッッ』と指の摩擦に卑猥な音を零す自分の恥部から燃え上がる快感に、耳腔までも琉夏の舌先で舐められては堪らない。
美奈子は肌という肌を発熱したように紅潮させて右に左にと身じろぐと、全身をビクンと強く痙攣させた。
ヌッチュにちゅっッズチュッズチュッッ…
「イッちゃ、イッく…あっ、ぁ、ああ…あ―――…!」
散々と喘いでシーツに作った皺を戻すように、美奈子の身体は激しく痙攣を繰り返した後、今度は爪先までピンと突っ張った。
それは彼女を悦ばせる為には前戯を惜しまない琉夏からすれば、自分の愛撫で恋人が果ててくれた至福の瞬間で。
ヒクンヒクンと紅く蠢く肉襞が収縮運動を弱めるまで抜き挿しする指の抽送を与えると、琉夏はずるりと指を引き抜くーーーーー