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ときめきメモリアルGS3 短編

第1章 初キス騒動


ここまでの反応でまさかと思う琉夏。

「…何、美奈子…初めて?」


「っ…!!!」Σ(///□///)

琉夏がそう零すと、途端美奈子
の顔や耳まで真っ赤に染まる様子に今度は琉夏が目を丸くする番だった。


「…まさか…図星?」


「~~~ッッ!!!」
( ˵>ㅿ<˵ )


あからさまに熟した林檎のように真っ赤になる。

その様子を見た琉夏は驚いたように目を丸くしながらも、初めて聞く事実に思いがけず胸がざわめくのが分かった。



二人の思いが通じあったのは、ほんの数日前だった。

他校との絡みで拉致までされ怖い思いをさせてしまったことから、距離を置いた琉夏だか、ケンカのいざこざに巻き込まれた美奈子を助けた琉夏は


『俺は、美奈子と一緒にいるよ。もう、絶対離さない。』

満月の夜に誓いを立てた。

だからこそ、生まれて初めて愛しいと思った女に触れたい、さわりたい思うのは自然な事だった。

初心だとは思って居たが、まさか口付けすらも初めてだったとは。

「…キスなんて、今どき幼稚園生でもするよ。」


「幼稚園生でするのと、高校生だと…ゴニョゴニョ」



自分が初めてだという嬉しさと照れから琉夏の唇からそんな言葉を紡がせた。
しかし、それが柄にもない照れ隠しで有るとすぐに自覚する。



「やれやれ…」


美奈子と恋人になるまで知らなかった、そんな感情を抱く自分に思わず、呆れ混じりの息を吐いた。



その直後


「る…琉夏ちゃんの馬鹿っ!」


「え…?」

パチンッと伸ばした手が叩き落とされ、思わず目を見開いた。



目の前には、大きな目にいっぱいの涙を溜めた美奈子が、唇を噛んで琉夏をキッと睨み付けていた。



「琉夏ちゃんにとっては、私なんて大勢の中の一人かもしれないけど…っ…私にとっては…」


言いかけて止まる言葉。
ぷるぷるとバンビのように震えながら涙を堪える美奈子に琉夏も呆気に取られて言葉が出ない。



「もう…っ…知らないっ…!!」



そうこうしているうちに、美奈子はカバンを持ってバタバタとWEST BEACHから帰った。
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