第2章 あなたに包まれたくて
「んっ…はぁ…ん…」
琉夏の服にくるまりながら、濡れたそこをゆるゆると指先で撫でる。
琉夏の指がそこを撫でるのを思い出しながら指先を動かす。
ぷっくりと立ち上がった己の蕾を中指の腹で上下に摩ると、ピリピリとした刺激が下腹部に響く。
生まれて初めての自慰の為、なかなかおぼつかない指先で琉夏がいつも与えてくれる快感が再現出来ずもどかしい気持ちになる。
「…んっ…琉夏く…はぁ…」
懸命に琉夏の温もりを思い出しながら指先に神経を集中していたばかりに、ワンピースが肌蹴て脚が露わになっていた事に気づかなかった。
「…本当に、うちの奥さんは…困った子」
その声がした途端、太ももを大きな手に下から上に撫でられた。
「…ひゃあぁっ…んむっ…!」
突然の出来事に思わず声を上げるが、すぐに口をもう片方の手で塞がれ、声が出せなくなる。
「んんぅ…!」
一瞬何が起こったか分からずに居たが、太ももを撫でる手の感触と、残り香では無い愛しい匂いで直ぐにそれが琉夏本人のものである事に気付き目を見開いた。
「んむむ…!」
「こんな夜中に、こんな所で、美奈子ちゃんは何をやってるのかな?」
余りの驚きに一瞬わすれていたが、ニッコリと琉夏に微笑まれ、急に自分が何をしていたのかを思い出して、途端にサーッと青ざめる美奈子
まさか、自分たちの寝室で琉夏の服ににくるまって自分を慰めていた所を目撃されるなど思っておらず、頭が真っ白になるのを感じた。