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ときめきメモリアルGS3 短編

第11章 ボディーガード?番犬?オオカミ?後編



次の日、琉夏と一緒に大学にきた美奈子。
今日は二人とも1限目からの講義だ。

別々の講義のため、
暫しの別れに後ろ髪を引かれるも、「またあとで」と美奈子がに手を振った。

その時、同じく大学内へと入っていく学生達の波に乗り、二人の男子学生が二人の隣を擦り抜けていく。




「あ…」

「……あれ?」




男性の顔に、美奈子がつい反応を呟いた。
それというのも、彼は昨日中庭で自分に告白をした、正しくその当人だからだ。

美奈子の声に相手もこちらに気付いたらしく、男性は足を止めて二人を振り返った。

―――途端、


「Σ(゚Д゚)ヒッ」

「……う、うわぁ?!」

「え?」

「す、すみません……すみませんでした!」

「え…、あの……?」




男性らは美奈子と琉夏を見た途端にサァッと青褪め、猛ダッシュでその場から走り去って行ってしまう。




「な……何だろ?」




突然の事にポカンとする美奈子に対して、隣では琉夏が男性らに向かってひらひらっと手を振っている。

琉夏と男性らは面識が無い筈だ。
不思議な光景に違和感を覚え、美奈子が琉夏に問い掛けた。




「琉夏ちゃん、あの人たちを知ってるの?」

「ん?いーや、知らないよ?」

「でも今、手を振ってなかった?」

「彼らの事は良くは知らないけど、ちょっとね。追い払いはしたかな」

「追い払う?」

「しっかし、人の顔見て走ってっちゃうなんて酷いなぁ~。大した事はしてないんだけど……」

「琉夏ちゃん……あの人たちと何かあったの?」

「うん?何も無いよ?♪~(´ε` )」

「な…何をしたの……?」




ちゃんとした面識があるんだか無いんだか、取り敢えず顔見知りなのは確からしい。

琉夏を一目見て、一目散に逃げた男性らを思えば、琉夏が何かしらをしたが為だとは思うも……何だか先を聞くのは怖い気がした。

琉夏と男性らとの意味深な場面を目撃し、言葉も出せずにごくっと生唾を飲み込む美奈子。
だが、琉夏本人は至って変わった様子も無い。


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