第11章 ボディーガード?番犬?オオカミ?後編
……―――ギシッ、
ギシッギシッ、ぎしッ、
「美奈子っ、美奈子、気持ちいい?ここ、ぐりぐりされるの好き?」
「んっはぁ…ぁ…好きっ、そこ……気持ちぃ、の」
「もっと?」
「ぁ、あ…あ、もっとして……っ」
「おねだり可愛い……」
「んっ、ン…ッ」
キスと呼ぶには深過ぎる、貪るようなそれで唇を求め会う。
夢中で舌を絡ませながら、いっそこのまま本当に食べちゃいたいって、そう思うくらいのキスをして。
そうして腰を揺すり合った。
「ふぁっ、はぁっ、あっ……ぁ、胸……ゃ!」
「言ったでしょ?美奈子のダメは却下」
「んんっ、琉夏ちゃんの意地悪……っ」
「だから、その上目遣い反則だから!もー……ホントに美奈子の事食べちゃうからね?」
「やぁ、ぁん…っ、!」
乳房の上でぷくんと勃つ突起の、その左側が特に敏感だと熟知している琉夏は、先程から指の腹できゅっと摘まみ上げてはくりくりと転がしている。
そこを捏ね回されると連動して膣腔がぎゅうっと収縮し、感度は底無しに増していく。
沸き上がる快感のスピードについて行けず、美奈子が上目に制するも、結局嫌々と駄目駄目は全部「キモチイイ」の裏返しなのだと、それもまた熟知している琉夏が腰を激しく打ち付けた。
「もっ、それ以上は…ぁ…イッちゃ…ぁあ…あッ!」
にゅちゅっぬちゅっ、…ッッ…、
男性の逞しい腰付きで最奥を突き上げられ、性感は加速していく一方。
角度を知り尽くした琉夏に腰を掴まれ、浮かせられて突かれるそこは一番にイイ箇所。
耳も唇も、胸も脇腹も、
全部に優しく熱い愛撫を与えられて―――……。
大好きな人と迎えた絶頂に、目の前が真っ白に弾けた。
「イッちゃ、ぁ……―――っ、ああっ、あ……!」
パタタッと揺れる番犬?オオカミ?の尻尾は、彼のご機嫌さを窺わせた。
肌が一つになっちゃうんじゃ?ってくらいに長い事抱き締め合った後の、オオカミさんからの「おかわり」に、セミダブルベッドは再び、ぎしり。
長く長い甘い夜に、身体の熱は一向に冷める事を知らなかった―――……。