第11章 ボディーガード?番犬?オオカミ?後編
真っ赤な顔で、
真っ赤なお耳で、
もじっと照れながら上目に見詰めてくる潤んだ瞳。
「あんまり激しくしないでね……?」
下半身が限界な時に、そんな爆弾級の発言をされては、琉夏の中の色んなモノがもうピークだ。
「ああっ、もう……!今のズルイ!今の反則だから!可愛い過ぎて反則だから!」
「え…、えっ?」
つられて顔を赤らめた琉夏が、破裂しそうな程猛る自身を美奈子のそこへと宛がい、擦り付けるように腰をゆさっと軽く揺らす。
抵抗感を抑える為に潤滑油が如く鈴口に愛液を塗らせて、襞と襞との間にぬるぬる…、ぬるぬると自身を滑らせた。
準備万端、
もう何処も彼処も我慢の限界だ。
「なるべく努力はするけど、多分ムリ。てか、絶対ムリ」
「無理って……」
「今のでブレーキの利かせ方なんてわかんなくなっちゃったし……隣の人に聞こえちゃうかも」
「だっ、駄目だったら!」
「その時は二人でごめんなさいしに行こ?」
「そんなの行ける訳な…っ……ゃ、あ!」
「美奈子、好きだよ。大好き……」
「あっ……ぁ、琉夏ちゃ……っ…っ!」
美奈子の脚を膝から折り、琉夏がグッと腰を沈めた。
……グぷんッ、
下腹部を圧迫する太くて硬い熱塊の挿入に、美奈子がベッドの上で大きく身体を捩らせる。
全身にぞわわっと駆け抜ける快感、熱で一気に蕩ける身体。
膣腔いっぱい、最奥まで琉夏自身を納めたなら、余計な思考は恍惚に溶けてしまう。
「琉夏…っ…琉夏ちゃん、あっあっんッ、待って……!」
「ごめ………待てないッ」
「やぁ、ぁん…っ、ああっ!」
アパートは壁が薄く、ベッドも二人暮らしには十分だからと中古買った安物だ。
「美奈子の中、とろっとろ…っ…気持ちい……」
「ふぁっ、はぁっあっ、あ……!」
ただでさえ軋み易いスプリングに、二人分の重さプラス振動。
一般的なセミダブルベッドは、二人が激しく前後するのに併せて大きな音を部屋中に響かせていく。
愛ある行為のそれは、多分隣の住人にはもう丸々っと筒抜けかもしれない。