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ときめきメモリアルGS3 短編

第11章 ボディーガード?番犬?オオカミ?後編



そう微笑む美奈子の笑顔はお日様のようで―――……。

"よしよし"を黙って受けていた琉夏が、ふっと目尻を弛め、美奈子を腕に納めたままクルッと反転した。




「わっ…」

「もー……美奈子ってばホント、俺より男らしいんだから!」

「何それ、酷……!」

「これも誉め言葉だってば。それに、そんな事言われたら惚れ直しちゃうでしょ?」

「ええ…、男らしいだなんて言われても、あんまり嬉しくないよ?さっきはぷにぷにって言われたし……」

「あはっ、それも誉め言葉~!」

「もう…。琉夏ちゃんの誉め言葉って幅が広過ぎるよ」




立ち位置逆転。
ベッドの上で今度は琉夏がマウントを取り、横たわる美奈子の鼻先にちゅっとキスを落としている。

相変わらず彼女は膨れっ面で、不服そうに口を尖らせてはいるけれど―――。




「……美奈子の方こそ俺にとっては"お日様"だよ?」

「え…?」

「……な~んて思った、ルカレンジャー
今日一日でした♪」

「ねえ?さっきから何の話をしてるの?」




可愛い彼女に近寄る悪者さんは後を絶たなくて、
中には今日みたいな悪者なんかもいたりして。

もしかしたら今後もああいう質の悪い悪者が現れるかもしれない。
それでもヒーローな自分がその都度追い払っちゃうもんね、と。

琉夏が、この時「あれ?」とふとした事に気付く。




「もしかして俺ってば肝心な事忘れてた……?」

「え?」

「うわ~、今の今まで思いっきり自分のこと頭数に入れるの忘れてたかも……!」

「な、何……急にどうしたの?」



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