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ときめきメモリアルGS3 短編

第11章 ボディーガード?番犬?オオカミ?後編



背中に確と回る優しい腕に抱き締められて、
湯上がりで上気する体温の高い胸板に顔を埋める。

トクトクと刻む心地好い心音にうっとりと酔いしれていたなら、不意に琉夏の腕に力がこもるのがわかった。




「琉夏ちゃん?どうしたの?」

「はぁ……改めて前途多難だなぁと思って」

「何が?」

「んー?美奈子が可愛すぎるから心配って話」

「なぁに?それ…」

「……うん。頑張ろ、俺」

「ええ?ねぇ、何の話してるの?……わっぷ、苦しいよ、琉夏ちゃん…っ…」




ぎゅうっと強く抱き締められて、琉夏の胸板に圧迫された美奈子が、何とか顔の逃げ道を確保して「ぷはっ」と息を吸い込む。

何処と無く甘えてるようにも思えなくもない琉夏に、美奈子はよしよしとその髪を撫でてみた。




「何だかよくわからないけど……あまり無理しないでね?琉夏ちゃんが何かを頑張るっていうなら……私も一緒に頑張るから。ね!」



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