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蝶と蜘蛛

第22章 観光二日目


上の階に行くエレベーターの前で止まると、巻島さんは係員にいつの間にか買っていたチケットを2枚渡す。

『ま、巻島さん?』

その行動に驚き巻島さんを見やると、巻島さんはニヤリとした笑顔を向けた。

「クライマーなら、テッペン行くしかないッショ!」

スカイツリーの展望台は2段階になっていて、今いる展望デッキの100m上に展望回廊がある。
そこに行くと言う事なんだろう。
私は巻島さんに促されるがままエレベーターに乗り込んだ。
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