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蝶と蜘蛛

第73章 親友へ(巻島目線)


ーーー小田原〜、小田原〜
新幹線のアナウンスが車内に響く。

俺は東堂に会うため、神奈川までやって来ていた。
茉璃が東堂の実家は有名な旅館だと言っていたのを思い出し、観光案内所でパンフレットをもらう。
その中に”もてなしの宿 東堂庵”という文字を見つけた。

(あいつ、もてなす感じは確かにするショ。そういう性分か…フロでけぇ…じゃなかった!)

思わず心の中でツッコミを入れつつ、俺は本来の目的を思い出しパンフレットに書かれた電話番号にかけた。

電話口から聞こえて来る、気品のある優しい声に導かれ、東堂の現在地を確認する。
どうやら東堂は父親の温泉協会の手伝いで神社の祭の手伝いをしているらしい。

俺はバスを乗り継ぎ、その祭会場へと向かった。
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