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蝶と蜘蛛
第63章 インターハイ2日目
しばらくして2人はゆっくりと戻ってきた。
足取りは重く、肩は小さく震えていた。
「ごめんな、茉璃。」
俯いたまま純太が小さく呟く。
「俺、茉璃のこと責めちまって…田所さん、言ってたぜ。”富永を責めるな。口止めしたのは俺だ”って」
その瞬間、堪えていたはずの涙が頬を伝った。
「とにかく、給水ポイントまで急ごう!」
寒咲さんのその言葉に全員がハッとし急いで車へと向かった。
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