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蝶と蜘蛛

第33章 2人きりのクリスマス


部活終わり。
巻島さんと私はロードに跨りながら自宅へと向かっていた。
冬の寒い時期とはいえ前回で走れば汗をかく。
なので一旦それぞれの家に帰って支度をし直すことにしたのだ。

家に着くと私は汗を流すためにシャワーを浴び、少し化粧をして、デート用に用意していた服に袖を通した。
するとインターホンが鳴ったので急いで玄関へ向かう。

「迎えに来たショ」

玄関の扉を開けると巻島さんが照れ臭そうに立っていた。
私は急いでバッグを手に持ち家を出た。
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