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蝶と蜘蛛
第33章 2人きりのクリスマス
学校に着くと部室の掃除から始める。
これがマネージャーになってからの日課だ。
私が掃除をしていると純太と青八木くんが部室のドアを開けた。
「よぉ茉璃。おはよう。昨日は楽しかったな」
『う、うん。そうだね』
なんだか昨日の事があるからか少し気恥ずかしい。
「今日は巻島さんとデートだろ?楽しんでこいよ」
『う、うん。ありがとう』
そんな会話をしていると、先輩たちが続々と部室に入ってくる。
そして部活の準備をするとロードにまたがり各々の練習メニューをこなしに行った。
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