第9章 悪夢からの目覚め(R-18)
指とは段違いに太くて熱い物が体内に挿れられる
圧迫感に思わず片手を腹部に触れた
肉の下をゆっくりと彼が入って来るのが分かる
やがてその先端が指よりも更に奥へと達した
「はあ、ん……いっ……!」
痛みを感じ、ラディッツの肩に置いていた手に思わず力が入る
彼が下を見ていた視線をこちらに向け、片手を腰に触れた
「ちょっと……我慢しろよ」
「え?何……ひあっ!痛っ……あっ!」
一気に根元まで入れられ彼の肌が股に触れる
それと同時に貫かれた鋭い痛みが身体の奥に広がった
反射的に閉じた瞳から涙が零れ落ちる
ラディッツは指先でそれを拭うと優しく頬を撫でた
「すまん、我慢できなかった。……大丈夫か?」
「う、うん……平気」
そう返事をするものの、痛そうに顔を歪めている
ラディッツは触れるだけのキスをするとミズナの頭に触れた
「落ち着くまで動かないからな」
「ん……うん」
そう返事をするものの、足の間の異物感に自分が動いてしまう
それが中でラディッツを刺激するのか、彼が僅かに目を細めた
その状態で5分ほど我慢してもらい、ラディッツの腕に触れる
「ラディ、良いよ」
「そうか」
こちらの額に唇を寄せて彼が体を引いた
「んっ……」
初めてのせいか変な感じがする
まだ痛みはあるが耐えられる程度でしかなかった
肌がぶつかる度に視界が揺れて目を伏せる
次第に呼吸に混ざって自然と口から声が漏れた
動く度にベッドが軋み、肌がぶつかる音に混ざって濡れた音が室内にひびく
「はあっ、んっ、や……!」
「ははっ……お前の中……気持ち良い、な……っ」
「そんなっ、あっ、んっ」
突き上げられる度に痛みとは違うものを感じ始めた
それが気持ちよさだと気付くと、急に恥ずかしくなる
意識が飛びそうになるのを何とか繋ぎ止めてラディッツの首に腕を回した
彼の息が乱れ、熱い吐息が首筋にかかる
彼が動くたびに自分でも信じられないほど甘い声が無意識に漏れていた
左右に開いた足が更に広げられたような感じがして目を開ける
するとラディッツが深く自分を貫くのが分かった
「はっ、あっ……?」
頭の中が痺れるような感じがして背筋にがゾクリとする
次の瞬間、体の奥に熱い物が広がる感じがした
「くっ……」
「ふあっ……はあ……」