第9章 悪夢からの目覚め(R-18)
その動きにより胸が寄せられて余計に色気が増す
ラディッツは目を細めると彼女の肌に手を触れた
肩から腕へと撫で下ろした手でミズナの腕を避けさせる
下着に手を掛けると彼女が恥ずかしそうに視線を逸らした
それに構わずに身に着けていた物を全て脱がし、裸になったミズナを見下ろした
胸を腕で覆い、膝を軽く曲げて足を閉じている彼女
ラディッツはその両手首を掴むとベッドに押し付けた
恥ずかしそうに視線を彷徨わせる彼女を見て思わず笑ってしまう
「?……な、何か変?」
「綺麗なんだから隠すことないだろ」
「……傷跡がのこってるから……」
「傷跡?俺のほうが多いだろ」
そう言い、自分の戦闘ジャケットに手を掛けた
ミズナと同じように裸になると彼女ほうを見る
「やっぱり、深い傷は中々消えないな」
「……う、うん」
そう言い、目のやり場に困るのを見て小さく笑うとミズナに覆い被さった
素肌が触れ合い、女性特有の柔らかさを感じる
ラディッツはもう一度唇を重ねると、片手を胸の膨らみに触れた
「ん……」
それだけで声を漏らすミズナをとても初々しく感じる
自分の手の中で柔らかく形を変える胸
やがてその一部が硬くなると指先で弄った
「ふっ……」
息と共に漏れる声を聞きながら突起を口に含む
舌で転がすように舐めると、視界の端で彼女がシーツを握るのが見えた
片手を胸から下へ撫でるように滑らせて太股に触れる
足は閉じられているが、足の付け根には隙間があった
そこに手を潜り込ませるとミズナが背けていた顔をこちらに向ける
「やっ……」
「や、じゃないだろ。脚、開けよ」
その言葉にミズナが頬を赤くして困ったような表情を浮かべた
潜り込ませた手を抜いて股を撫でると、観念したように膝を離す
その膝に手を掛けると間に体を入れて内股を撫でた
くすぐったいのか、ミズナが小さく笑う
その表情を見ながら股を撫でる指をその付け根へと移す
「ひっ……!」
僅かに触れただけで彼女は身を硬くして短く、悲鳴に似た声を上げた
人に触れられるのは初めてなのだろう
痛みを感じさせないようにそっと撫で上げた
「は……んっ……」
「痛かったら言えよ?」
「う、うん……あっ」