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秋は読書ってよくいうよね。

第1章 猫と本と俺


足元に散らばった他の雑誌や本を、せめて重ねて整えてやり、足元にいた先程まで膝にすり寄っていてくれていた黒猫の上目遣いに見上げてくる視線に目を合わせ。名残惜しい気持ちもあるが「今日はまたな。また来るから。」と言い。頭をひと撫でして、他の猫達の元気にキャットフードを食べたり、箱座りしたり、毛繕いしている様々な猫達の自由気ままな姿を確認して。俺は路地裏で拾ったその本を持ち、その場を立ち去った。



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