事故って転生したら審神者になりました……しかも男!?
第3章 女(男)は度胸!!
夜
清光にご褒美をあげる約束の時間になった。
こんのすけに相談したあと男同士の性行為のし方を調べて風呂入って身体を清めてから色々準備した。
俺の勘違いという可能性があるけど念には念をだ。
ただいま寝間着姿で布団の上に正座して待機中です。
どう準備したかはノーコメントで……。
加州「おまたせ主♪」
『いらっしゃい清光』
うぅ、ヤバイ。
普段可愛い部類なのに緊張してるせいか清光がカッコよく見える。
『清光、さっきビックリして確認しなかったけど本当に夜伽は俺とでいいの?俺男だよ。』
こんのすけに言われた通りに俺と夜伽したいか質問した途端清光は無邪気な顔から真剣な顔に変わり俺の向かいで同じように正座して座った。
加州「主。俺が主に顕現してもらって初めて出陣したとき、俺すごいボロボロだったじゃん。あのとき愛してもらいない捨てられると思ったんだ。でも主は
『おかえり、なに悄気てるんだよ。ボロボロになったのは頑張った証拠だよ。ほら、綺麗にしような。』
って、この人は俺を愛してくれるってわかったんだよ。それで俺、あの日から主のこと好きになったんだよ」
『清光…』
加州「主が男なんて関係ないよ。俺はただ主が欲しいの、だから抱きたい」
真っ赤な瞳に低い声。
俺の頬を包んでいる両手が熱い、清光もドキドキしてるんだ。
猫みたいな人懐こい子なのに今まさに雄の顔をしている。
ヤバイ、この顔に弱いんだよな。
俺は絶対変な顔してるよな。
加州「誉をもらったご褒美は言い訳に使っちゃったけどずっと前からこうしたかった」
ちくしょおぉぉおー!!
女(男)は度胸!!