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事故って転生したら審神者になりました……しかも男!?

第3章 女(男)は度胸!!



『なぁ、ブラック本丸ていうのあるだろ?』

俺の霊力で人の形を得た刀剣男士、彼らは末席とはいえ神様だ。
性行為しても大丈夫なのか。
清光にご褒美をあげるまでまだ時間があるためとりあえず審神者のサポート役であるあいつに相談してみることにした。

こんのすけ「はい、刀剣男士様に過剰な出陣をさせたり手入れもせず放置したり、鬱憤を晴らすため暴力までも振るったり、夜伽を強要いたしたり、挙げ句に欲しい刀じゃないからと刀解する審神者が年々増えております」

『だよな、う~ん』
俺はこれでも真面目な方だから傷を負った彼らをちゃんと手入れして労ってるし望むものは与えているからブラック審神者ではないと思うが……。

こんのすけ「朧様がブラック本丸のこと聞くのは珍しいですね、なにかありましたか?」

『こんのすけ、もしあいつらから抱かせてほしいと夜伽を求められたら?』

こんのすけ「………は?」

『だからね、刀剣男士が俺のこと抱きたいと求められたらどう思う?』

こんのすけ「…」

こんのすけ黙っちゃったよ!
そしたらあなたはブラック本丸の審神者になりますでもいいからなにかいってよ!
黙るとなんか余計怖いよ!
クールにいくには限界があるよ!

こんのすけ「つまり朧様との性行為を望まれていると?」

『そう!その通り!』

よかった、理解してくれたようだ!

こんのすけ「望まれているなら応えるべきですね。あの方々は朧様の霊力によって人形になっております故に食欲や睡眠欲、性欲もあります。彼らの性欲処理は審神者の仕事の一つでありますし、男性同士での性行為は珍しくはありません。心配しなくてもそのような場合は政府もご理解しております。」

その事も理解しているんだな、さすが時の政府だな。

こんのすけ「無理矢理ではなければ大丈夫ですよ。しかし本当に朧様を抱きたいのかもう一度話して確認した方がいいですね。」

いわれてみればそうだな、この本丸には女はいないから欲求不満があるだろうし、遊郭には一人では怖くていけないっていう場合もあるかもしれない。
さっきは頭の中がパニックになってたから詳しく聞けなかったからな。

『そうする。こんのすけに相談してよかったよ、ありがとう。』
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