第15章 5月4日
「ただいまぁー」
「「お邪魔します。」」
「おかえりなさい。
お友達とわ、はじめましてよね?いらっしゃい。
材料ありがとうね。全部あった?」
「うん。言われたものと追加分ねー」
親子の会話を聞きながら
二人は小声でバンビのお母さん綺麗ーー
口を揃えた。
「ささっ上がってちょうだい。」
来客用スリッパを二人に出し
あとでお茶持っていくわねと嬉しそうな母親
「あっ、いや、お構いなく。」
「ふふっ、二人ともこっちだよ。」
「バンビの部屋楽しみ。」
「あたしも!なんか興奮してきた!」
二人を部屋に招きいれた美奈子は
座りやすいようにクッションを渡した
「散らかってて、ごめんね。」
「綺麗すぎるよ。」
「部屋の位置、家具の置き方、
色…すべて最高の部屋。家も方角的にいい。」
冷静に分析するみよに
みよ?と声をかけた美奈子とカレン
「バンビの家、心地いい。」
「ふふっ♪ありがとう。みよ。」
「あー!アルバムだぁ♪
ねぇ、バンビ~み・た・い・な♡」
「変なのないといいけど…いいよ
みても。」
やった!とウキウキしながらアルバムを見るカレンに私も見たいとみよも便乗した。
赤ちゃん▶幼稚園▶小学校▶中学校
と順々に見ていく二人。
「中学校はセーラー服だったんだ!
可愛いなぁ♪こりゃモテたでしょ?こんな美少女いたら学校パニックじゃん?
さすが、私のバンビ」
「び、美少女?!そんなおおげさな💦」
あたふたする美奈子だが、
みよが何かに気付く
「バンビの近くに写ってる男子と女子は?」
「どれどれ…うん…と、男の子が遊士くんで、
女の子がみち子ちゃんだよ♪」
カレンとみよは中学時代モテていた
美奈子をガードしていたのはこの二人であろうと感じとった。
何故なら学校行事の集合写真、
クラスメイトと楽しく写している写真でさえも遊士とみち子が写っているからである。
みち子はクールビューティ系
遊士もクール系