第13章 葉月珪のCMジャック
事の成り行きをみていた桜井兄弟
琥一
「こいつら、いりゃ
なんとか大丈夫だろ。」
琉夏
「うん。そうだね。
何かあったらヒーローが助けにくるから。」
美奈子
「朝から二人とも、ありがとう!」
琉夏と琥一は、
優しく美奈子の頭を触り
スタスタと校舎へ向かったーーー
カレン
「ふ~ん♪
ドラゴンとタイガーもあんな顔するんだ。」
みよ
「バンビの星が、
2人にもいい輝きをあてている。」
…
……
……
教室室に行くと
”来たーーー”
”あのCMって小波さんなの?”
”葉月珪とどこで知り合ったのか?”
質問がわんさか
カレン
「はいはいっ!ストーップ!」
別のところから、
女子が騒ぎ出すーーー
女子A
「ちょっと!あれって?」
女子B
「うそっ!?」
キャーっ!!
何事かと思えば
色めきたつ声がどんどん大きくなる
学年主任の氷室と歩いてきた人物ーーー
美奈子
「け、珪くん?!
な、なんで、学校に?」
珪
「世間が、思った以上の反応で…
氷室にも言ってなかったから…」
氷室
「はあ…葉月、キミは…
小波くん、取り敢えず着いてきてくれ。」
美奈子
「は、はい」
・
・
・
美奈子に腰に手をまわし
エスコートする珪にまたしても
ざわめきが起こる
”キャーっ!王子様じゃん!
”なま葉月珪だよ!”
”ちょー興奮する!”
各学年クラスの教師が現れ
静めながら、クラスに戻るよう促す
大迫
「桜井兄弟、
お前たちも、早く教室入れ!」
琉夏
「…」
琥一
「はあ…ほら行くぞ。」
各クラスに伝えられた内容はこうだ
・葉月珪と美奈子は従兄妹
葉月珪の父と美奈子の母親が兄妹
・あのCMは、葉月珪の頼みで
美奈子が断れずに受けたこと
・あまり騒ぎ立てないでやってほしいと
普通の高校生活を満喫させてほしい
葉月珪から申し入れがあったこと