第1章 プロローグ
やり取りを見ていた琥一が、
「ちんたら歩いてると遅刻すんぞ。
入学早々、目付けられたくない。」と
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美奈子
「そういえば……
兄弟そろって入学式なの?
確かコウくんの方が
お兄ちゃんだよね?」
琉夏
「…………………」
琥一
「どうでもいいだろ。
そういう家もあんだよ。」
美奈子
「そっか。そうだよね。
ごめんね。」
聞いてはいけないことを
聞いてしまった空気が流れるーーー
すると
琉夏
「おっかねーな、お兄ちゃんは。」
琥一
「キモチ悪ぃんだよ。
あぁ……ダメだこりゃ。
走るぞ。」
琉夏
「美奈子ちゃん、Bダッシュ!!」
美奈子
「えっ!?
ちょ、ちょっと待って!」
行動が早く慌てているとーー
ギュッ
手を掴まれる
琉夏が美奈子の手を掴んで
走り出していたーーー
美奈子
「えっ、ル、ルカ君!?」
琉夏
「コウに置いてかれちゃうよ?
早く行くよ。」
琥一に置いて行かれないよう
走りだしたーーー
タッ
タッ
タッ
タッ
タッ
このとき、二人は
(ルカ君の手、大きくてキレイ
なんか、ドキドキする……)
(美奈子ちゃんの手、
やわらかいし可愛い……
むかし、かくれんぼしたとき
手を握ってたな……)
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琥一
「間に合ったか。」
琉夏
「余裕。」
美奈子
「ハァ……ハァ……
もう!
二人とも、はやいよ……」
息が整ってない美奈子
琉夏と琥一が大丈夫か?と心配する
美奈子
「な、なんとか…
心配してくれて、ありがとう。」ニコッ
琉夏
「っ…/////」
琥一
「/////」
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・
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まわりが少しずつザワザワ
男子A
「お、おい。
あれ、まさか桜井兄弟じゃ……」
男子B
「桜井兄弟って、例の、あの!?
マジかよ、聞いてねーよ!」
女子A
「なんで、はば学にいんの!?
やだぁ、なんか怖い~……」
美奈子は、
ルカたちが、すごく有名みたいと考えているとーーー