第10章 懐かしい絵本と公園で見る夢
”遠い国へ旅立つ日、
悲しみに打ちひしがれる姫に
王子はこう告げました。”
”私は旅立たなければなりません。
でも、どうか
悲しまないでください。”
”私の心はあなたのもの
たとえ世界の果てからでも、
いつか必ず迎えに参ります。”
”それから姫は毎日、
森の教会で王子の無事を祈りました”
”いつか王子が迎えに来る日を信じて……”
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”旅から戻った王子は、
こう告げました”
”あなたは私の心の幸い
旅の途中なんども苦しい時もありました。
その度に、あなたをずっと思い描いてきました。”
”こうして王子と姫は
永遠に結ばれたのです。”
美奈子
「…おしまい。」
読み終わると
ニコニコしている葵
美奈子
「この絵本はね…
あなたのパパとママの…
物語りでもあるんだよ?」
「うっ?」
頭をコテンとする姿に
キュンキュンしてしまう
美奈子
「なんで、こんな可愛いかな~」
葵が何かを手を伸ばしている
視線の先には
窓から入ったであろう蝶が舞っていた
美奈子
「…!こんなに天気いいし
家にいるの勿体ないね。」
「あーーぅっ!」
葵を連れて散歩にいくことにーーー
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はばたき公園に到着ーーー
園内は日曜ということで
小さい子供が元気よく走ったりの
楽しそうな笑い声が多い
美奈子
「空も景色も、きれいだね~」
「う~っ…あっ、あっ…」
桜がキレイに咲いており
花びらが舞う度に
葵は、
笑顔で「キャッ、キャッ」と笑うわらう
落ち着いた場所を探し
持参したレジャーシートを広げ腰をおろす
美奈子
「ちょっと休憩しよっか。」
「あ~~」(*≧▽≦)
了解ですと言わんばかりの葵