第6章 土曜日 珪から呼び出し
珪
「お疲れさん…」
頭を、ぽんぽんする珪
美奈子
「珪くんも、お疲れ様。
緊張したけど、楽しかったよーーー」
スタッフや監督が
ーーーモデルやらしてみないかい?
ーーー葉月珪の女版再来じゃないか
ーーー企業もうちの専属になってほしい
珪
「あいつには…
友人と遊んだり、
学校でいろいろ経験してもらいたんですよ。
あまり、俺のようになってほしくなくて…」
監督
「そっか…葉月くんも
あの頃いろいろあったもんな…」
珪
「あの頃の支えは、
妻もですが美奈子もいてくれましたしね。
今は、幸せですよ。」
スタッフ1
「愛妻家ですね!」
スタッフ2
「従兄妹もあんなに可愛いし
モテるんじゃない?
彼氏いてもおかしくないよ?」
珪
「小さい頃、あいつには俺も含めて
ナイトいましたよ。再会したらしいですが…」
そんな話しをしている頃
メイク室では
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メイクを落としてもらった美奈子
メイク1
「今日は、ありがとう!
本当に助かったわ~」
美奈子
「いえいえ!こちらこそ」
メイク2
「葉月くんに、
こんな可愛い従兄妹がいるなんて羨ましいわ。」
美奈子
「いやいやいや…可愛いくなんて…」
話しをきくと
スマホにフォルダがあって
家族用と美奈子用とわけてるらしい
そんな話しを聞きながら
今日、撮影で使った2色のリップを
自分以外にも2セット
お土産にもらったーーー
CMはGW中に放送するとか
帰り道
珪
「送ってやる。晩飯ご馳走する。」
珪に美味しいご飯をご馳走になり
なれない疲れが出たのかグッスリ
自宅についても起きない様子
美奈子を横抱きにして
インターフォン押す
母親
「あらあら、寝ちゃったのね。」
珪
「おばさん、今日は、
すいませんでした。」
母親
「気にしなくていいのよ♪
私達もCM楽しみにしてるし…」
玄関先で寒かったのか
少し身動ぎをする美奈子
珪
「部屋まで運んできますね。」
母親
「悪いわねーありがとう♪」
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