第6章 土曜日 珪から呼び出し
部屋で衣装を鏡で合わせては
「…違う…これも違う…」
彼女には、年上の彼氏がいる
デートしては、
「またな……チュッ」おでこにKissされるのみ
「私が子供だから??」
思い出し落ち込んでいると、
ぽとり……
見たことないリップが落ちてきた
リップには、こう記載されていた
「なになに…魔法のリップ?
彼をときめかせませんか??」
嘘か本当かわからない
大好きな彼に子供じゃない自分をみてほしい
すがる思いでリップをつけ
待ち合わせ場所へーーー
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臨海公園には彼がまっていた
嬉しそうに駆け寄る彼女を抱きしめる
「今日、
いつもと雰囲気違う感じがする。」
「嬉しい♪ありがとう!」
遊覧船のったり、ランチして
レンガ道を歩く二人
楽しい時間はあっという間…
「そろそろ時間だな。送ってやる。」
魔法のリップもダメなのかなと
考えてる間に彼女の家についたーー
「今日は、ありがとう。楽しかった♪」
いつもなら、ここで
おでこにKiss
「なぁ…なんで今日は、
そんなに、いつもより、可愛いんだよ。
抑え効かなくなるだろ。」
「えっ?」
戸惑う彼女にハグ
「…今日は、こっち……唇にKissしていいか?」
「うん///」
今日は、彼をときめかせませんか?
魔法のリップ
オレンジ色、ピンク色
2色新発売
「私が子供だったから?
今まで、おでこだったの?」
「ふぅ…違う……
お前が普段から可愛いから…
どう接していいか、
わかんなくて、
一日中…ときめきまくってた。」
彼氏をギュッと抱きしる
カメラの角度が変わり
彼女がいう
「あなたはどっちで彼をときめかせる?」
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監督
「か…カーーーット!!」