第5章 学校 2
校舎裏の人が来ない場所に
つれてこられた
琥一
「ここなら、大丈夫だろ。
なにあったんだよ?」
美奈子
「…えっと、
たいしたことじゃないんだけど…」
理由を話しはじめ
女の子たちに囲まれた琉夏をみつけ
場違いな気がして逃げてしまったと
琥一
「…ちっ、
あの野郎…
馬鹿な弟が、悪かったな。」
兄なりに、弟がやらかしたことを詫びた
美奈子
「コウ君って、
なんだかんだで優しいね。
むかしから。」
琥一
「ッ///ばぁーか、
優しくねーよ。」
美奈子の髪の毛を
わしゃわしゃする
照れ隠しのようにーーー
美奈子
「もう!コウ君!
せっかくブローしたのに…」
手ぐしで、髪を直していく
・
・
・
心地よい春の風が
二人を包み込むーーー
美奈子
「あっ。」
思い出して、琥一にマフィンを渡す
琉夏と琥一に、持ってきたものだと
琥一
「へぇー。美味そうじゃん。
遠慮なくいただくわ…」
パクっ
モグモグ
美奈子
「味どうかな?」ドキドキ
琥一
「ふつーに、うめぇー。
これお前作ったのか?」
お菓子や料理を休みの日に、
作ったりしてると答えたーーー
また、作ってきたら食ってやるーーー
琥一らしい上目線