第22章 余多門1
「あの、琉夏くん?」
真っ直ぐに琉夏を見る美奈子
「さっきさ、琉夏ちゃんって呼んだよね?」
「あ、その、昔よく呼んでたから、咄嗟に出ちゃったかも。ごめんね。」
「俺さ、昔の呼び方でもいいわけ。
ただし美奈子限定だけど…」
琉夏は美奈子のリボンをしゅるり…と赤いリボンを抜いた。
そして、それをベッドに投げ捨て……
そのままの動きで、シャツのボタンも数個外した。
「あ、あの//////琉夏くん、ちょっと、」
鎖骨辺りに唇をつけKissマークをつける琉夏
「ぁ、んっ、…!//////っ」
はじめての感覚にびくっとなる。
自分から出た声に恥ずかしくなり、口を手で覆う
美奈子の手をどかす。
「もっと、可愛い声きかせて?」
琉夏が甘く耳元で囁く。
首や鎖骨を唇で触れていく
「ん、あぁ・・・もう・・・っ////////」
琉夏が起き上がり、息があがってる美奈子に
クスッと笑う。
「あの、琉夏くん、なん…で
こんなこと…」⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)⁄
「さあー。何でだと思う?」
琉夏はーーーーー
俺のものにしたい。
けど…壊してしまいそうで怖い……
失うのが怖い……
余多門との絡みで、美奈子があいつらに触られたことが腹たった。
常に視線を集める容姿の
美奈子が悪いわけではないが、
牽制を込めてKissマークつけた。
まだ顔が赤い美奈子に
戸締まりしておくんだよ?だけ伝え帰路へついた琉夏。
数時間後、帰宅した両親が放心状態の美奈子をみて熱でもあるのかと心配したそうな。