第19章 学校6
数日後
大量のノートを両手に抱えた生徒が一人。
「う~大迫先生、重すぎるよ(><)」
大迫からノート回収を頼まれた美奈子は、職員室を目指していた。
しかし、職員室前までくると両手が塞がっており
どうやって、開けようかなやんでいると
一人の男子生徒が声を掛けた。
「キミ…大丈夫かい?
半分持つよ。」
声のした方へ体を向けるとメガネをかけた男子。
「え?いや、大丈夫ですよ。」
「いや、僕も職員室に用事あってね。ついでだし。」
そういうと美奈子からノートを半分以上とり、扉を開けてほしいこと伝えた。
「(*゚ロ゚)ハッ!! なんかすいません。」
「いや、気にしなくて大丈夫。」
大迫にノートを渡し、廊下で男子生徒を待っていた。
「あ、あの…さっきはありがとうございました。」
「気にしなくて、いいよ。
それよりも、キミ…新代挨拶した子かな?」
「は、はい。」
「そうかキミが噂の…」
ハテナマークの美奈子に、なんでもないと伝えたとこに違う生徒たちの声がきこえた。
「あ!会長ーーっ!」
「もう、どこに行ってたんですか?探しましたよ。」
「紺野会長いないと、会議進まないんですから。」
「ハハッ、すまないね。じゃあ行こう。またね。」
「こ、こちらこそ
ありがとうございました。」
紺野たちは去っていき、
その後ろ姿をみた美奈子
「あの人、生徒会長だったんだ。」
♪~予鈴が鳴り
教員に戻る美奈子だった。