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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第41章 戦争の糸


俺はとある島でやっと目的の男を見つけた。

「おい、待てよ…ティーチ、探したぞ…!!」
「おお…エース……隊長…!!」

屋根の上にある俺を見上げる形になるティーチと、その仲間と思われる奴ら。

「よせ…今更隊長なんて…そういうのは人を敬える奴が使う言葉だ…バカにしてやがる…!!」
「…ほう、あなたがかの火拳のエース」
「あぁそうだ、よろしく。…お前ももう…立派に船長やってんだろ?黒ひげ海賊団マーシャル・D・ティーチ船長」
「ゼハハハハ…何だよエース久しぶりだな!!どうしたんだ!?
何故、ここが分かった!?」
「ティーチ、不要な問答はやめようぜ。人の倍の人生を歩んでるお前がこの状況を理解できんわけがねぇ」
「……あぁ、わかった…じゃあ…一つだけ話をさせてくれ。
エース!!お前…!!俺の仲間にならねぇか!!!?俺と一緒に世界を取ろう!!!俺が成り上がる手段はもう全て計画してある!!白ひげの時代はもう終わりだ!!海賊王には俺がなる!!まず手始めに……この先にあるW7にいる麦わらのルフィをぶち殺して政府への手土産にする!!」

聞き間違いかと思った。こいつは何を言ってやがる。

「ルフィ? 何だと!?」
「ん? 知ってるのか!?」
「…つくづく野放しにできねぇな…そいつは俺の弟だ!!!」

ティーチは驚いた顔をしていた。

「そして…当然俺もおめぇの仲間にゃあならねぇ」

そう言った瞬間は何発もの銃弾が俺の体を貫通していく。

「行儀の悪ぃ野郎がいるな…」

指を銃の形にして戦闘を始めた。

「火銃!!」
「うぃーはーー!!!」
「炎戒、火柱!!!」
「どわーーー!!!」

襲ってきたやつには徹底的に能力を使い、追い払った。

「くそ!!! オーガー!!!バージェス!!テメェら勝手に手ェ出すんじゃねぇよ!!オメェらじゃまだあの男にゃ敵わねぇ!!引っ込んでろ!!!」
「……すまん」

油断して後ろを見せていた。

「火拳」
「おうわァ!!!」
「ぎゃああああ!! ぐわっちちちちあち!!」
「「船長!!!」」
「う、うるっせぇ、テメェら下がってろ!!!」

荒い息を繰り返すティーチは火拳で体が燃えていた。

「…ゼハハハハハ…あァわかってるよ、エース。俺を殺してェんだよなァ。」
「……」
「そりゃそうだ…仲間殺しは大罪だ。4番隊隊長サッチは確かに俺がぶっ殺した!!!」
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