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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第99章 開国の戦


カイドウはルフィに任せ、私たちはカイドウの手下たちを倒しているが数が多い。

「それよりやばいのはこの炎だな。」
「このままじゃ私たちまで焼けちゃうわよ!」
『味方だけじゃなく敵も助けることになっちゃうから、しなかったんだけど…』
「おい、マルコ!アンッ!」
「イゾウ、お前も生きてたのかよい」
「当たり前だ、何言ってんだ」
「そうかよい」
「それより、この炎消してくれないか、アン」
『ん、わかった。敵の抹殺は頼んだよ?水薙刀、武装色硬化!』
「おい、そこのわけェの…ちょっと下がってろい」
『演舞…篠塚雨(しのつくあめ)』

横に薙刀を動かすと霧のようなものが集まり、雨雲となり強い豪雨をもたらした。

「すごい雨ッ!!なんで!?」
『水ならなんでも操れるよ』
「炎が…」
「やけ死ななくてすむ!」
「このまま戦え!」
「麦わらさんに!」
「彼に続け!!!」
「「「ワノ国を開国するんだ!!」」」

侍と言われる彼らは炎が消えていく様子、そして、ルフィの復活を目にしてまだ士気を取り戻したようで戦いを続けている。ルフィと同盟を結んでいると言う2人の海賊船の船長を見つけた。

『あれ、昔会ったことあるような…』
「あ?お前あの時の…!」
「なんだここにいやがんだ!?!!」
『ま、いいか、ルフィのお友達だからね、敵じゃないみたいだから今は放っておいてあげるね』
「あい、アン、あんまり俺から離れんなよい」
『心配しすぎたってば』
「さっきまで倒れかけてた奴が何言ってんだか…」
『あ、イゾウ!!』
「ほう、それは後で聞かないとねェ」

マルコの後ろには赤い炎が見えたような気がした。

『そういえばエースはどこにいるんだろう?』
「あいつもきてたのかよい!!」
「全くかわらねぇな」
『死んでないからいいけど…ッ』

少し動きすぎたのかチクリとお腹がいたんだような気がした。マルコたちは麦わらの一味の援護に再び向かった。

「…お前…ガキがいるんじゃねえか?」
『ッなんで…』

いかにも人相の悪そうなふわふわの帽子をかぶった彼。

「俺は医者だ、それも特別優秀な。能力のこともあるが、だいたい見りゃわかる」
『…なんて能力だ』
「どうでもいいが」
『黙っててね、みんなには』
「興味ねぇ」

そっけない返事だが言う気はないみたいだ。

『ありがとうわトラ…くん』
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