【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...
第39章 いつもの日常
[あぁ…そうじゃそうじゃ!ルフィのやつが海賊になったのは知っておると思うんじゃが…また大暴れをしたようでな…、それがアラバスタじゃ。まぁ、お陰で暗躍してあった王下七武海のサー・クロコダイルを捕らえることができたがな。]
『いい報告ね…おめでとう。』
[おお、ありがとう! って違うわい!!問題はクロコダイルは王下七武海の称号剥奪になり、空席を出したことじゃ。]
『だから?』
[わしは…その空席にお前を押す。]
聞いていた2番隊隊員たちがざわついた。
[わかっておるじゃろう、この時代にどれほど王下七武海の存在が大きいか…そして自分がどれだけの力を持っているかも。]
『ならない…私は海軍の近くにはもう行かない。』
[アンッ話をk]ガチャン
話を途中で電伝虫をきった。
「よ、よかったんですか。親父にも相談なく…断っちまって」
『いい…何か言われたら私が勝手に決めたって言っといて。あとこれ返しといてくれる?もう一件電話しないとダメだから、今日の分置いたらしばらく出てもらってもいいですか?』
「は、はい!」
ドサドサと増えていく書類…そういえばサボには連絡先を変えたことを伝えてなかったと思った。
『ふぅ…こんなにまだあるのか。』
自身の電伝虫を取り、小さな紙に書かれた数字を押してかける。
プルプルプル
[なんだッと! 今取り込み中だ!ドガン]
『あぁ…元気そう。私番号が変わったから伝えておこうかと。』
[ッと! アンか!! 悪いが5分後にかけ直してくれ!]
がちゃんと一方的に切られた。ドカンとか爆発音もしていたしきっと戦闘中なんだろう。と思い書類を整備し始めた。
『これは、こっちで…え、隊の物資状況?そんなの知らない。』
「やっぱりここにいたか」
『サッチ?どうしたの?』
「飯…食いっぱぐれてんぞ。」
『もう、そんな時間?』
時計を確認すると、さっき連絡してからもう3時間以上経っておりすでにご飯の時間過ぎていた。
『忘れてた…』
「だろうと思ったからな…持ってきた。サッチ特製賄い飯」
ハンバーグやらが乗っていてとても賄いには見えない。
『いただきます』
「どうぞ」
サッチは結局ご飯が食べ終わるまで部屋にいた。
『ご馳走様でした。』
「お粗末様…アンちゃんよ。」
『はい』
「親父に力使ってんだろ」