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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第39章 いつもの日常


『サッチ…火貸して。』
「いいけど、何すんだ?」

私は船の塀に行き、ドレスと手紙を手に持ちマッチに火をつけるとドレスを燃やした。そして船が燃えないように海へ投げ捨てた。

「ッてめェ!!!!」
『私、貢ぎ物なんていらない。ご機嫌取りも結構よ。』
「お頭の求婚を蹴ったのかッ!!!!」
『求婚? 私は何ももらってないけど。』
「俺たちにけんかでも売ろうってのか!!」
『けんか? いいえ・・・私に求婚するなら直接来て下さいと伝えて?』
「くそッ、今回のどちらの対応のこともお頭には報告させてもらいますから」
「好きにしろォ…アンが言っていたように、自分で来い若造がァ…グラララ」
『さ、お帰りですよ。』

そう声をかけると、家族たちは道を空けた。そして、使者は帰っていった。

「さすが、うちの1番隊副隊長ッ!!かっこよかったッす!」
「マジ、イケメンッす!」
「ほら、仕事に戻れよい」
「散った、散った」
『じゃ、私も戻るよー、そこの宝石は売っといて。』
「ちょっと待てよい」
「ちょっとお兄さんたちに訳を話してもらおうか。」

このパターン前にもどこかで…。

『いや~、何のことだかさっぱり』

他の子たちに目を向けるが全く会わせようとしてくれない。

「そういえば、それと別にもう一個聞きたいことがあんだよい」
『どれか1つしかお答えできません』
「あ、あのアン副隊長に連絡が…」

2番隊の子が助け船を出してくれた。それに殺気を出すお兄ちゃんズ、

『あ、私仕事戻らないと、じゃあね~』

ぎゃいぎゃいを言われているが呼びに来てくれたいた子を連れて隊長室に戻った。

『え、本当に連絡来てたの』
「は、はい」
「それが、一言アンを出すんじゃっって言って聞かないんです」
『出すんじゃ??』
「はい」

電伝虫をよく見てみると、私のもではなく白ひげに常に置いてある誰でも通信可能のものだった。

『もしもし…』
[おォ、やぁっと来たか、こちらじっちゃんこちらじっちゃん。わかるかー]

この声は…。

『何でここにかけてくるの、おじいちゃん』
[そりゃ、お前に用事があるからに決まっとるじゃろうが]
『だから手紙でもなく、ここに連絡してきたその理由を聞いてるんだけど?』
[あ~、何じゃったっけ]

いつもこうだ。自分でかけてきたのに要件を忘れるなんて…!
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