【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...
第32章 島での裏切り
熱い気候が何日も続いた海がようやく終わりを迎えた。
「島が見えたぞォォォォ!!!!」
「「「「よっしゃぁぁぁあ!!!!」」」」
どうやら、かなり待ち望んでいたようでみんなは泣いて喜んでいた。
「グララララッ!うめぇ酒を調達してこいよォォ」
「飲み過ぎないでくださいね…船長さん」
「うるせぇナースどもだァ、グララララッ!!」
『今回の島は縄張りじゃないんだよね。』
「あぁ…だから問題起こすなよい!特にエースッ!」
「わかってるっての!」
少しだけ気づかれない程度に能力を使い島へ早くつけた。
「じゃ、各々の担当は各自隊長に聞けよい。全部終わったら好きにしろい」
「「「「おおォォォォ!!!!」」」」
『ちょっとうるさい…』
この間の定例会で、サリアのことが全て親父様に伝わりサリアはこの島で降ろされることになった。特に実害はなかったが、本人の希望でもあった。
「もともと、隊長たちが目的だったので…私を好きになってくれないなら…ここにいる意味なんてありません。」
本人も全てを認めて今朝、みんなが降りた後静かに船を降りて行った。親父様は少しだけ悲しそうな顔をしていたから止めることはなかった。
『これでよかったのかな。』
「サリアのことか?」
『サッチ…』
「惜しい子だったけど、ナースのお姉様方からの評判も悪かった見たいよー?」
『ふぅん…別に本人がいいならいいんだけどね。それよりサッチ、4番隊は仕事は?』
「今回はフリーなの。だから、この島滞在中はもう戻ってこねぇからさ。」
『女の子とヤッてくるんだね。』
「そりゃ、激しい夜をすごすぜッ!あ、昼も夜も関係n「何言ってんだよいッ!!!」グガッ!!!」
「口を開けば下劣なことばかり言いやがってよい。」
「女なんて勝手に寄ってくるもんだ。あ、アン、俺も今回は付き合えねぇからな。」
『エースもか。男性は大変ですね。』
「一発ヤりゃ充分「言うなぁッ!!!」グハッ!!」
「もう節操がないんだから。これだから本能に忠実な奴らは…。
可愛いアンが汚れちゃうでしょ」
『ハルタ…久しぶり!』
「もう遅いよー、先に先発で来てたけどまたども来ないんだもん」
『ごめんごめん…嵐とかにあったりして結構進路外れてたんだ。』
「それなら仕方ないけどー。ま、僕はいるからいつでも誘ってね」
『うん!お願いねー』