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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第25章 新しい仲間


「グララッ!!今日は偉く素直じゃねェかァ。無事ならそれでいいッグララララッ!!」
『うんッ!!』
「全く、親父はアンに対して甘すぎるよい。エースも、アンも親父が許したからって俺は許さねェよい。後でみっちり説教と、報告書だよい。」
「『えぇ〜!!』」
「仲がいいな…」
「お、そうだ。忘れかけてたよい。こいつらに合わせてると話が進まねェよい。」
「俺たちのせいにしたぞ。」
『私たち悪くないのに。」

ブーイングを飛ばしているとマルコから拳骨を喰らった。

「親父…ドーマはエースとアンに降伏し傘下に入りたいと言っているよい。」
「エース…というか。アンとやらにまあ…な。」
「なんだよい…まさか…惚れたとかぬかすなよい?」
「グララララッ…その話は後でしろォ。ドーマ…俺の傘下に入るってことは俺たちは家族になる。俺の船での絶対の掟は…家族を大切にし、そして守る事だ。そして…家族で殺し合うなんてあっちゃいけねェ。」

その言葉を伝えた時の親父の威圧は流石の私たちでも臆するものがあった。

「もちろん…重々承知している。それを踏まえて、ぜひ傘下に入れていただきたい。」
「グララララ、マルコ…歓迎の宴の準備だァ!」
「よい。」
「よろしくなッ!ドーマ!!」
『よろしくッ!!』
「あぁ…頼む。で気になってたんだが…エースとアンはどういう関係なんだ?」
『きy「愛し合う仲だ!!だからやらねぇ!!」モゴモゴ』
「…そ、そうか。」

こいつは私の口を塞いで一体なに言っているんだろう。

「何バカなこと言ってんだよい。おまえはアンの兄貴だろい。何が愛し合う仲だよい。」
「なんで言っちまうんだよ、マルコッ!!」
『エースが本当にバカな発言してるからでしょう?』
「俺には、おまえを守る義務がある!!それも男という生き物からだッ!!アンと付き合う奴は俺が認めた奴じゃねェとッ!」
『「は??」』
『流石に気持ち悪いよ…ってか、ドーマは何も知らないからいいけど、他の人には通用しないよ…あ。』

余計なことを口走ったのはすぐに理解した。

「ほぉ…他にもいやがんのかい」
「俺の娘を誑かす、野郎はどこのどいつだァ、ア?」
『いや…その…あはは。じゃ、これで!!』

素早い動きで親父様の部屋を出て一心に逃げた。
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