【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...
第23章 配属先
会議は無事?(さっき何か悲鳴が聞こえた。)終わったようで隊長たちが各々の隊へ帰って行った。途中にまたサッチさんはなぜがズタズタのボロボロだった。
『なんであんなにめちゃくちゃに。』
「ほっとけよ…それより膝枕。続きしろよ。寝れねェだろ?」
私は仕事がまだなく、末っ子として他の人たちに甘えていた。それはもちろんエースと同じであり、2人で仲良く甲板にいた。
『エース…なんだか丸くなった?』
「そうか? まぁ、昔みたいにトゲトゲしてられねぇからな。あれは、じゅしんきだ!」
『・・・じゅしんき?』
「ほら、親に反抗したりする時期!」
『あぁ…思春期ね。』
「そうそう、それ。ルフィに会えたから変わったのかもな。」
エースはテンガロンハットを顔にかけて少し照れ隠しをしていたが私にはすぐにわかる。
『よかったね…そういえば…おt「こんなところにいたのかよい。」
マルコ隊長。』
「お、マルコ、おつかれー」
「なにがお疲れだよい!お前にはやること言ってあっただろい!」
『え、エースすることないって言ってたからここにいたのに!?』
「なんか言われてたっけ?」
「はぁ…そもそも期待はしてなかったよい。」
『すみません。』
「今日の会議でお前の配属先が決まったよい。」
『…どこなの?』
「海軍で仕事をしていたことも考慮して、1番隊の副官になってもらうよい。これからは俺の補佐として頼むぞい」
『…はいッ! エース共々よろしくお願いします!』
「じゃ、今日からなんだが…とりあえず1番隊の洗濯物手伝ってやれよい、まだ干すところまで行ってねェみたいだ。」
『洗濯物…私得意なんですよ!』
エースが退くのも待たずにそのまま立ち上がったため、ガンッと音を立ててエースの頭が落ちた。
「いてェ…」
『ごめん…それよりエースも1番隊なんだから手伝って。』
「…仕方ねェな。」
エースを引っ張って洗濯場に向かった。マルコ隊長はどうやら事務仕事に戻るようだ。洗濯場は甲板にありみんながそれぞれタライで頑張って洗っていた。
「おぉ、手伝ってくれるのかい。助かるよ」
「手が荒れなきゃといいが…」
すごい量の洗濯物は山積みだった。
『私の能力使いましょ?』
手を上に掲げ、みんなが使っていたタライの水ごと上に持ち上げた。そしてエースに洗濯物をどんどん水の中へ入れてもらった。
『水球洗濯!!』