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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第22章 仲直り


ウォーターセブン全土にいた仲間たちに連絡はすぐに取られた。1600人もいる家族が一同に船に集まった。

『早くない?』
「そうかな? それよりサッチは帰ってきてるの?」
「そうだねい、4番隊に連れて来させて…」
「ふっ…急を据えてやらないとな…」

3人はものすごい黒い笑みでサッチを探しに行った。

『親父様…私何か悪いことをしてしまったような気がします。』
「グララララッ、気にすんじゃねェ!」
「おぉ、アン帰ってきてたんだな。」
「お帰り」
『ビスタさん、ジョズさん、ただいま!!』
「無事に帰ってきて何よりだ。それよりもいまマルコたちがものすごい殺気を放っていたが…何かあったのか?」
『うーん、なにもないよ!(たぶん)』
「そうか。今日は祝いの席だな。」
「それよりよい、気になってたんだが。」
『…マルコ、戻ってきたんだ。サッチはどうな…』

マルコはものすごいいい笑顔でこちらをじっとみた。これは察しろと言うことでいいんだろうか。

「それより、気になったことって?」
「あぁ…そうだったねい」

マルコの他、ハルタやイゾウさんもかえってきていたようだ。
本当にサッチさんは無事なんだろうか。

「新しく入ったやつにアンとおんなじ姓を持つ奴がいたんだよい。どう言う関係かと思ってない」
「あぁ…あいつのことね。」
「そりゃなにかしらの関係があるだろう。」
「でも…な」
「ねぇ〜、そこは聞いてみないと。」
『え? 何なんの話?』
「おーい、マルコッ!!なんで急に集められてんだ?俺まだ飯食ってる最中だったんだけど…てかなに。この隊長格ばっか…しかもこいつ誰だ…し…は?」
『は?』

よく聞き慣れた声、あまり似てるとは言えないが同じ母親から生まれたこの顔を忘れるはずがない。もちろん、あの時のことも…。

「『なんでここにいるんだ?/いるの?』」

2人は顔を合わせると、声をはもらせて同じ質問をした。

「エース〜、ちゃんと挨拶しなよ?僕らの可愛い妹なんだから。」
「はっ?なに言ってんの?こいつ海軍だろ?」
『もうとっくにやめましたけど??あんた新聞読まないの?』
「おいおいおい、嘘だろ?いつの話だよ!」
『半年くらい経ってんじゃない?』
「意味わかんねェ、ってかなんでここにいんだよ!」
『それは私が言いたいんだけど??』
「あ?なんだと!?」
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