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海賊の恋

第1章 初恋


チップ「いいじゃんこれで火に入れれば」

火に投げ込む。

あっという間に燃えて終わった。

立ち上がって、ピーターは私の手首を掴んでチップの方を見てピーターを言う。

ピーター「チップは火の見張りをしてろ」

チップ「アリスとピーターはどこに行くの?」

ピーター「枝を拾ってくる」

森に行く、手首を掴まれたまま。

心臓が鳴り始める。

直ぐに離されて、寂しさを感じる。

ピーター「ここら辺で拾うぞ」

アリス「うん」

こうゆう時に何を話したらいいの?

カチャカチャと枝を拾う音しかしない。

沈黙が続く。

チップだったら何を話してるんだろ。

アリス「チップだったらふざけて、ピーターと二人で拾ってるのかな」

小声だからピーターには聞こえてない。

ガサリと音がして、見上げるとロレッタが居た。

ロレッタ「枝を拾ってさっきから落としてるわよ」

あっ、手にいっぱいでロレッタが手伝ってくれた。

ロレッタ「ピーターそろそろ行くわよ」

ピーター「そうだな行くぞ」

チップの元に行くと、チップはウトウトしていた。

拳骨でピーターに殴られてる。

ロレッタは適当に置き、私は枝を両手に抱えて眺めていた。

二人のやりとりを。

ロレッタ「置かないの?」

アリス「置くよ」

ロレッタ「トリックがアリスを見つけたら俺の手伝いをするよう言われてたの」

周りを探すとトリックは、マンマの手伝いをしていた。

そばに行き話しかける。

アリス「何を手伝えばいい?」

マンマ「そうね、これを運ぶのを手伝って」

火のそばに運ぶのを手伝うんだ。

肉の容器が重い。

トリック「二人で運ぶぞ」

アリス「うん」

直ぐに火のそばに行き、マンマは肉に大きな長い串を刺して火に焼き始める。

バルボッサは酒を飲んで椅子に座ってのんびりしてる。

そろそろ下に着ていた水着になって海で泳ごうかな。

ロレッタもジュジュビエーヌも泳いでるし。

上を脱ぎ、ズボンも脱いで海に飛び込む。

冷たくて気持ちいい。

夕方になって海から上がると、タオルをチップが渡してくれた。

チップ「トリックがこれ渡せだって」

体を拭いて、船で着替えてまた海岸に戻ると夕飯の準備ができていた。

食べている途中で花火が上がる。

綺麗

みんな歓声をあげていた。

宴まで始まってるし。
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