第3章 再会元カレ
アリス「どんな両親なの?」
バルボッサ 「父親は貴族、母親は人魚だお前は人魚の血を受け継いでる人間の血もあるから、地上では人間でいられる」
海で泳いだ時に人魚なんてなっていない。
アリス「泳いだ時平気だったよ、人魚なんてなってないし」
バルボッサ「それは17歳までの話だ今は18歳危険なんだよ」
首を傾げる、何が危険なのか分からない。
アリス「危険の意味が理解できないんだけど」
バルボッサ「風呂に入ってみろ、人魚に戻る地上に出てもその効果は消えない永遠に人魚だ海賊を続けられない」
そんな私はこの海賊にいたい。
アリス「人間のままでいたい」
バルボッサ「水の中に入るな、それから水を頭から被らなければ平気だ」
アリス「シャワーは?」
バルボッサ「お湯は平気だ、それはお前が昨日証明してるお風呂シャワーにしてただろ」
どうして知ってるの?
アリス「どうして知ってるの?」
バルボッサ「それは、俺が風呂の近くを通って音で聞いた」
そうなんだ誰も覗いてなった良かった。
アリス「この事を知ってるのは他には?」
バルボッサ「ジュジュビーヌとジャック・スパロウぐらいだな」
どうしてジュジュビーヌが知ってるの?
アリス「ジュジュビーヌがどうして?」
バルボッサ「船で俺が不在の時に、お前が相談したい時に誰も知っていない奴が居なったから不便だからだ、ジャック・スパロウは俺の妹お前の詮索をしてきたからだ」
兄として心配してジュジュビーヌに話してくれたんだ。
アリス「分かった、同じ女性として相談相手にはもってこいだしねいつか相談できたらしてみる」
バルボッサ「そうしろ、お前は持ち場につけ」
部屋から出て行くとチップがバタバタと目の前に来て言う。
チップ「トリックがイカサマ教えてくれないーーアリスからもお願いしてよー」
手首を掴まれて、トリックの目の前に来させられる。
チップが後ろで言う。
私の背に隠れて
チップ「イカサマ教えろーって」
アリス「イカサマ教えろ」
棒読み
黙ってしまうトリック
チップ「首をアリス傾げて可愛く」
可愛く? 首を傾げて?
こうかな?
アリス「教えてくれないかな? イカサマをチップに」
トリック「そんな事したって、指海賊体操もできない奴に教えねぇよ」
どっかに行ってしまった。