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海賊の恋

第1章 初恋


シャシャと飲んでると肩を組んできて耳打ちしてきた。

シャシャ「それでアリスはピーターのこと好きなの?」

好き? なんで?

アリス「どうして?」

シャシャ「顔赤いわよ」

花火のせいにしとこうかな。

アリス「花火だよ」

シャシャ「えーー! ロレッターー!」

なんでロレッタを呼ぶの?

ロレッタは酒を持ったまま私たちの方に来た。

ロレッタ「何シャシャ」

シャシャ「アリスってば恋話の相談をしようとしてら、否定するからこうゆうのはロレッタの方が詳しいから」

ロレッタ「そうなの? アリス好きなの人いるの?」

好きな人いることになってるし。

アリス「違う」

シャシャ「だってずーっとピーターのこと見てたじゃん」

ロレッタ「ピーターなの? 好きな人? 告れば? 花火が上がってるしチャンスだよ、酔ってるしいいぞって言ってくれるかもよ」

酔った勢いで言ってくれるのはやだな。

肩を組まれてロレッタと共にピーターの元へ行く。

ロレッタ「ねぇピーターはさ好きな人いるの?」

ピーター「急になんのな話だ?」

チップ「ひょうだよ、ロゼッタはなーにいってるの?」

あーあチップまで酔っ払ってる。

ロレッタ「ロゼッタじゃないし、ロレッタだよ」

足元がピーターはおぼつかなくて、私の肩に腕を置いた。

ピーター「それで? 何の話だっけ?」

ロレッタ「あんたが今肩に手を置いてる子が好きなんだって」

うん? と私の方を向く。

ピーター「ヘェ〜ありがとうな、俺も仲間として好きだぜ」

ピーターはカッティーナの方に行ってしまった。

ロレッタ「全然分かってない」

チップ「何がー?」

ロレッタ「明日の朝告白すればいいのよ、アリスチャンスはまだあるわよ」

深呼吸をして心臓を落ち着ける。

チップ「おーい! トリックなんでこっちを見てるのー?」

無視

ロレッタ「ヤキモチ? アリスモテるわねー」

空の雲行きが怪しくなってきた。

バルボッサ「やろうだもー! 船に戻るぞー!」

船に戻って、それぞれ部屋に行くと。

船が揺れ始める。

窓の外を見るとすごい雨風だ。

このまま、流されてしまうのだろうか?

はなしてはどこかの島に流れるの?

私は寝ることにした。
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