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海賊の恋

第1章 初恋


アリス「教育係り1日交換しよう」

チップ「えっ? いいの? おいらトリックに教育係り今日だけいいの?」

頷くとチップはトリックの元へ行き話しかける。

嬉しそうだなぁチップ。

でも交換したのは私が一番嬉しい。

ピーターがチップの元へ行き話しかけてる。

トイレ掃除にウキウキして行ったしチップは。

トリックとピーターが私の元へ来て話しかける。

トリック「1日だけ交換しても良いけど、ピーターに言われたことはきちんとやれよ」

ピーター「トリック、チップに変なこと教えるなよ」

トリック「わかってる」

斜めの体制でトリックは手を上にあげて答える。

ピーターが私に手招きをする。

倉庫に入ると、モップを私に渡して言う。

ピーター「これからここの掃除するぞ」

アリス「うん、ピーターもモップを持ってるからやるの?」

ピーター「やる、さっさと始めるぞ」

始めてからどれくらいの時間が過ぎたのか分からない。

マンマの『お昼ご飯だよー!』と声が聞こえて、一回中断してお昼を食べた後も倉庫の掃除。

倉庫にはピーターと私二人しかいない。

夕方の日の光が射した頃に終わった。

アリス「お疲れ様ピーター」

ピーター「おう、お疲れ」

ニッコリとするとピーターも笑顔だ。

あぁ、チップはこのピーターのステキな笑顔を毎日見てる。

羨ましい。

時々頭を撫ぜてるしチップの事を。

トリックはそんなことしない。

むしろ私の肩に肘を置いてくるし。

甲板に出るとチップとトリックが話をしている。

そばに行き話しかける。

アリス「チップ何を話してるの?」

チップ「トリックにイカサマを、教えてもらおうと思ってだけど教えてくれないんだ」

あれ? 私には教えてくれたのに。

トリック「指海賊体操ができるようになったらな」

トリックはどこかに行ってしまった。

チップはひたすら練習してる。

私の方を見て言う。

チップ「アリスは海賊体操できるんでしょ? 教えて」

やって実践するけど、チップはできない。

チップ「どれくらいでマスターしたの?」

アリス「うーん、一月くらい?」

ロレッタが話しかけてきた。

ロレッタ「アリスその指海賊体操? 側から見てると気持ち悪いわよ」

そうだろうなぁ。

すると、食堂からマンマが出てきて『ご飯だよー!」

と言った。
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